レコーディングと編集のためのソフトでSteimberg社のCubase pro 12をメインに使っていますが、最近はやりのイマーシブオーディオ、3D音響に対応しているようなのでちょっと実験的にいじってみました。

このDolby Atmosというのは映画館などで最近使われている立体音響システムです。再生技術はモノラルからはじまり、ステレオ、サラウンド、そして今は上下方向が加わった立体音響システムになっています。多チャンネルサラウンドはいままでもあったのですがそれは全部横方向で、今回上下方向にも加わったのが大きい違いですね。実際、ホールでは上に抜けていく響きなんかも感じられますからね。
とりあえず、サンプルとしてホール収録した時に立てたマイクの位置そのままの配置で空間を作ってみましたが、どうも音が混濁してうまくまとまらないですね。これはマイクは耳であって口や音の出るところではない、というところも関係がありそうです。
ホール収録ではなくてスタジオ録音のようなそれぞれのパートが独立している方が定位感や音のかぶり等をまとめられるかもしれません。もしくはホールでもそのパート以外はいりにくいマイクの選定配置が必要かと思われます。
また音声自体の圧縮もあって、DSDなんかとくらべるとだいぶいろんな響きが失われているように感じます。
立体的に音場を再現するのはとても面白いのですが、まだ生々しさを求めるならハイレゾステレオのほうが良さそうです。